here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION issue
発行年：2018
発行元：Nieves
サイズ：210×295mm／80ページ
言語：日本語・英語
デザイン：服部一成

◇内容
64ページからなる特集「ヒアシンス革命」では、ヒアシンスの球根を育てるという体験を共有し、その後に生まれた作品をあつめるという編集方法により、絵、写真、詩、俳句、エッセイ、観察日記など多彩な作品が誌面に登場します。

「『here and there』初のこころみとして、参加型の誌面作りをしてみたくなりました。園芸のなかでも比較的手軽に楽しめる球根で、冬から春へという再生にむけての季節を、みんなと共有してみる。海の向こうの地にいる誰かの国でも、ヒアシンスはきっと咲くはず。みんなと一緒に育てたらきっと、一人で育てる楽しみを超えた、未知の体験や驚きがまっているのでは、と思いました」(林央子)


◇目次　INDEX

ーFeature
Hyacinth Revolution　ヒアシンス革命 p2
Ryoko Aoki　青木陵子　Mai Endo　遠藤麻衣　takanooomiya　タカノミヤ
Sogo Hiraiwa　平岩壮悟　Yutaka Kikutake　菊竹寛　Yukinori Maeda　前田征紀
Kei Takemura　竹村京　Futoshi Miyagi　ミヤギフトシ　Yuichiro Tamura　田村友一郎
Takuya Isagawa　砂川卓也　Daigo Takeuchi　竹内大悟　Erika Kobayashi　小林エリカ
Takako Minekawa　嶺川貴子　Laetitia Benat 　レティシア・ベナ Masanao Hirayama　平山昌尚
Takahiro Ito　伊藤貴弘　Yuuka Miyazono　宮園夕加　Fumi Oshima　大島史
Aoi Nagae　長江青　Kouichi Tabata　田幡浩一　Fabian Leitgeb 　ファビアン・ライトゲープ
Moire　モアレ　Michiyo Okada　岡田路世　PUGMENT　パグメント
Kotaro Okazawa 　岡澤浩太郎 Yuki Takahashi 高橋友希 Nobuhiro Shimura　志村信裕
Errol van de Werdt　エロール・ファン・デ・ベルト　Aiko Koike　小池アイ子
Amber Fu　アンバー・フ　Yurie Nagashima　長島有里枝　Makoto Taniguchi谷口真人
Teppei Kaneuji　金氏徹平　Mirei Hattori　服部みれい　Cameron Allan McKean　キャメロン・アラン・マケーン
Kiku Okuda 奥田きく Benjamin Sommerhalder　ベンジャミン・ソマーホルダー　Akira Takayama　高山明
Shie Okabe 岡部史絵　 Takashi Ogami　大神崇　Takehito Koganezawa　小金沢健人
Susan Cianciolo　スーザン・チャンチオロ

ーStories
A Conversation with Pascale Gatzen　Text by Nakako Hayashi and Pascale Gatzen　p66
パスカル・ガテンとの対話　文：林央子、パスカル・ガテン
La Maison d’Elein　Text by Elein Fleiss　 Photography by Laetitia Benat　p72
エレンの家　文：エレン・フライス　写真：レティシア・ベナ

Profile　p62
Afterword　p79

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◇『here and there』とは？
編集者 林央子の個人出版プロジェクトとして2002年春に創刊された『here and there』。
アート、ファッションからライフスタイルまで、ボーダレスな視線であつめた国内外の話題を、雑誌形式・日英バイリンガルで掲載しています。

◇『here and there』の特徴と概要
林央子をとりまく個性的・領域横断的な国内外のクリエイターとの交流の時間をとじこめた、感性を刺激する一冊。
一見、とらえにくいアーティストたちの姿も、林央子のインタビューや執筆依頼によって、読み進めながら読者のひとりひとりが今を生きるヒントを得やすい紙面に編集されています。
キュレーターでもある林央子のつくる、誌上の展覧会をプライベートタイムに見に行ったような個人的な読書体験は、いつどこで開いてもそのときの自分に必要な指針を得られるマジカルな時間を与えてくれるでしょう。

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林央子
1966年生まれ。編集者、ライター、キュレーター、リサーチャー。資生堂『花椿』の編集に携わったのち、01年にフリーランスになり、02年に『here and there』を創刊。現在は Central Saint Martinsの修士課程(MRes Arts)に在籍し、Exhibition Studiesを学ぶ。96年「Baby Generation」展や14年「拡張するファッション」展のように、出版物企画に端を発した展覧会の創出に携わってきた。著書に『拡張するファッション』『つくる理由』ほか。




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