BOOK / [ビブリオテークでのご購入特典あり!]歌人・山田航 歌集『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』
¥2,200
雨宿りやめる決意を君はする止んだのか濡れる気かは知らない
小説的な企みのなかに、「ひかりってめにおもい」ことや「夏が動く音」、「手渡し」の危険さといった日常に潜むスリルが散りばめられている。ふいに出現する口語の息遣いに虚をつかれた。―江國香織
[収録歌より]
手渡しは危ないからさテーブルに置くよ紅茶もこの感情も
ひかりってめにおもいの、と不機嫌だごめん寝てるのに電気つけちゃって
海、海、海、海が見えるよ僕たちは海に奇跡の投げ売りを見た
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寂しさでしか殺せない最強のうさぎ
2,000(税込2,200)
著 者:山田航
出版社:書肆侃侃房
サイズ:四六判変形/144ページ
装 幀:クラフト・エヴィング商會
◇歌集刊行記念フリーペーパーを一緒にお送りします◇
歌人 山田航が “コーヒーとわたしと短歌”をテーマに選んだ短歌9首がフリーペーパーに!
まだまだコーヒーが私たちの生活に根付いていなかった明治の時代から現在にいたるまで、さまざまな歌人たちが詠んできた“コーヒー”短歌を山田氏独自の視点でピックアップしています。それぞれの短歌から、その時代のきらめきや空気感、コーヒーを媒介とした日常の淡い感情が感じられるフリーペーパーです。ミシン目を切り取れば、お気に入りの短歌を飾ることができます。
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山田航/やまだ・わたる
1983年札幌生まれ。札幌在住。
現代短歌シーンを代表する歌人のひとり。
第一歌集『さよならバグ・チルドレン』(ふらんす堂)、第二歌集『水に 沈む羊』(港の人)。 編著に『桜前線開架宣言』(左右社)、エッセイに『ことばおてだまジャ グリング』(文藝春秋)。
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